2.02.2017

布良瀬

 
上海の和食は中国の他都市のなんちゃって和食とは1線を画す店が多い
 
ここ布良瀬も店主をはじめ、板場はほとんど日本人である
 
店内には生け簀があり、活魚が味わえる
 
店主曰く、活魚は中華でも使うので、技術が発達しているが
 
冷凍輸送などが弱く、鮮魚は全然ダメ、との事

 
普通に日本での光景のようである
 
心が和む

 
ニンニクの丸揚げ
 
心が和む

 
浅葱を味噌に付けていただく
 
岡山の店にも置いてほしい逸品
 
この店は岡山ではまずお目にかかれないクサヤの干物とか
 
ホヤなどが味わえるのだが
 
折悪しく、この日はホヤが未入荷であった
 
クサヤに関してはY特派員に軽くスルーされたので忘れる事にする

 
白いかの姿造り
 
旨い!!!
 
脚は後ほど塩焼きか天ぷらにしてくれる、という本格仕様
 
遠慮せずに食べて下さい、と言われるも
 
我々は遠慮という言葉を習っていない

 
ウニ、帆立、サザエ、イサキのお造り
 
Y特派員などはウニは好きじゃなかったけど、ここで食ってみたら旨い、
 
と追加注文
 
我々は遠慮という単語を覚えていない

 
ワサビもきちんと本山葵
 
甘みがあり、香りが強い
 
辛さはマイルド

 
ナマコはやはり生に限る
 
 
 
箸休めにキュウリの梅味噌

 
中トロの刺身
 
この店、決して日本に比べて安いわけではないのだが
 
我々には遠の字も慮の字も書けない、読めない

 
調子が出てきた私は、台湾以来、食いたくて仕方ないカラスミを名指しで。
 
無遠慮もここまで来ると、もはや清々しささえ感じる
 
招待してくれた上海の友人がこのブログに気づかない事を切に祈る

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